CLIP-based-NSFW-Detector : 不適切画像を検出できるAIモデル
ailia SDKで使用できる機械学習モデルである「CLIP-based-NSFW-Detector」のご紹介です。エッジ向け推論フレームワークであるailia SDKとailia MODELSに公開されている機械学習モデルを使用することで、簡単にAIの機能をアプリケーションに実装することができます。
CLIP-based-NSFW-Detectorの概要
CLIP-based-NSFW-DetectorはCLIP特徴量を使用した不適切画像検知モデルです。入力画像に対して、CLIP特徴量を計算し、CLIP特徴量を入力とする判定モデルを実行し、不適切画像である確率を出力可能です。NSFWはNot safe for workの略で、職場で見ない方が良いという意味の略語です。
CLIP-based-NSFW-Detectorのデータセット
CLIP-based-NSFW-Detectorの学習用データは、画像ではなく事前計算済みのCLIP特徴量として公開されています。不適切画像の実データは含まれていませんが、計算済みのCLIP特徴量は入手可能なため、同様に任意の画像に対してCLIP特徴量を計算すれば、追加の再学習が可能です。
学習用の特徴量は334MBです。カテゴリはdrawing 41370枚、hentai 30367枚、neutral 64491枚、porn 70681枚、sexy 35158枚です。
CLIP-based-NSFW-Detectorのモデルアーキテクチャ
入力画像に対して、CLIPを適用し特徴ベクトルを取得、分類モデルで、NSFW画像である確率を出力します。

Architecture of CLIP -based-NFSW-Detector
CLIP特徴は、ViT-L/14の場合は768次元、Vit-B/32の場合は512次元です。

出典:https://openai.com/blog/clip/
分類モデルのモデルアーキテクチャはシンプルなLinearモデルです。
import torch.nn as nn
class H14_NSFW_Detector(nn.Module):
def __init__(self, input_size=1024):
super().__init__()
self.input_size = input_size
self.layers = nn.Sequential(
nn.Linear(self.input_size, 1024),
nn.ReLU(),
nn.Dropout(0.2),
nn.Linear(1024, 2048),
nn.ReLU(),
nn.Dropout(0.2),
nn.Linear(2048, 1024),
nn.ReLU(),
nn.Dropout(0.2),
nn.Linear(1024, 256),
nn.ReLU(),
nn.Dropout(0.2),
nn.Linear(256, 128),
nn.ReLU(),
nn.Dropout(0.2),
nn.Linear(128, 16),
nn.Linear(16, 1)
)
def forward(self, x):
return self.layers(x)
CLIP-based-NSFW-Detectorの使用方法
下記のコマンドで任意の画像を入力します。
$ python3 clip-based-nsfw-detector.py --input sexy.jpg
スコアが出力されます。
### Estimating NSFW confidence ###
NSFW: 99.450
ailia-models/nsfw_detector/clip-based-nsfw-detector at master · ailia-ai/ailia-modelsThe collection of pre-trained, state-of-the-art AI models for ailia SDK …github.com
CLIP-based-NSFW-Detectorの応用
ユーザが自由に画像を投稿できるようなサービスに有用です。例えば、SNSに投稿された画像が不適切画像化どうかを判定することに使用可能です。
また、画像生成AIであるStableDiffusionにも同様のNSFW Detectorが搭載されており、生成画像が不適切画像だった場合に黒埋めする処理が入っています。
アイリア株式会社はAIを実用化する会社として、クロスプラットフォームでGPUを使用した高速な推論を行うことができるailia SDKを開発しています。アイリア株式会社ではコンサルティングからモデル作成、SDKの提供、AIを利用したアプリ・システム開発、サポートまで、 AIに関するトータルソリューションを提供していますのでお気軽にお問い合わせください。
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