CenterNet : アンカーレスな物体検出を行う機械学習モデル
ailia SDKで使用できる機械学習モデルである「CenterNet」のご紹介です。エッジ向け推論フレームワークであるailia SDKとailia MODELSに公開されている機械学習モデルを使用することで、簡単にAIの機能をアプリケーションに実装することができます。
CenterNetの概要
CenterNetはアンカーレスな物体検出を行う機械学習モデルです。2019年4月に公開されました。
CenterNetを使用することで、COCOの80カテゴリのバウンディングボックスを計算することができます。
CenterNetでは、OpenPoseなどのヒートマップベースの手法を物体検出に導入することで、YOLOv2以降で使用されているアンカーを使用せずに物体検出を行うことができます。
アンカーについて
アンカーは、予め決まられたバウンディングボックスで、k個のアスペクト比の異なるボックスで定義されます。各バウンディングボックスごとに物体検出を行うことで、同時に検出できるオブジェクト数を増加させることができます。YOLOv2から導入されています。

(出典:https://arxiv.org/abs/1904.07850)
CenterNetのアーキテクチャ
CenterNetでは、物体の中心座標のヒートマップと、中心座標のオフセット、物体のサイズを推論します。

(出典:https://arxiv.org/abs/1904.07850)
CenterNetの性能
CenterNetはYOLOv3やRetinaNetよりも高精度な推論が可能です。

(出典:https://arxiv.org/abs/1904.07850)
ailia SDKでの利用
ailia SDKでは下記のサンプルでCenterNetを実行することができます。
下記のコマンドでWEBカメラから物体を検出します。
python3 centernet.py -v 0
アイリア株式会社はAIを実用化する会社として、クロスプラットフォームでGPUを使用した高速な推論を行うことができるailia SDKを開発しています。アイリア株式会社ではコンサルティングからモデル作成、SDKの提供、AIを利用したアプリ・システム開発、サポートまで、 AIに関するトータルソリューションを提供していますのでお気軽にお問い合わせください。
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