ailia SDK 1.2.11をリリース
クロスプラットフォームで利用できるGPU対応の高速AI推論フレームワークであるailia SDKのバージョン1.2.11のご紹介です。ailia SDKについてはこちらをご覧ください
ailia SDK 1.2.11の新機能は下記となります。

新しいオペレータへの対応
BitShift、CumSum、GatherElement、ThresholdedReluに対応しました。また、LoopのSequence入力に対応しました。
難読化モデルの読み込みの高速化
AES-NIを使用することで難読化モデルの読み込みを高速化しました。Windows(Intel)、macOS(Intel)、Linux(Intel)、Android(Arm64)、iOS(Arm64)の環境でアクセラレーションします。例えば、1.24GBの暗号化モデルを読み込む場合、読み込み時間が65倍程度、高速化されます。
Vulkanのメモリ消費量削減
Vulkanでチャンネル数の多いConvolutionを行う際に、ワークメモリを分割することでVulkanのメモリ消費量を削減しました。
cuDNN8.3対応
cuDNN8.3に加わった破壊的変更により、ailia SDKからcuDNN8.3を使用した場合に、ailiaCreateがエラーを返す問題を修正しました。
Unity Plugin
Unity Pluginのデフォルトバージョンを2019.4.32f1以降に変更しました。また、インカメラが使用できない場合や、ライセンスファイルが存在しない場合にエラーログが過剰に表示される問題を修正しました。
PythonのEnvironmentのpropsをlistに変更
PythonのEnvironmentのpropsで複数のフラグを持つ場合に対処するため、propsをstrからlistに変更しました。ailia-modelsのサンプルと同様、inを使って判定をしている場合はソースコードの変更は不要です。併せて、macOSのMPSの場合にpropsにFP16フラグが付与されるようになりました。
評価版
バージョン1.2.11より、RaspberryPiとJetsonの場合にもライセンスファイルを要求するように変更しました。ライセンスファイルは~/.shalo/フォルダに配置します。
アイリア株式会社はAIを実用化する会社として、クロスプラットフォームでGPUを使用した高速な推論を行うことができるailia SDKを開発しています。アイリア株式会社ではコンサルティングからモデル作成、SDKの提供、AIを利用したアプリ・システム開発、サポートまで、 AIに関するトータルソリューションを提供していますのでお気軽にお問い合わせください。
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